老人ホームの選び方③責任者・体制のチェック

老人ホームの選び方

責任者をチェックする

いい責任者がいるホームは、明確な理念、使命感などを、入居者やスタッフにわかりやすく伝えているものです。

最高責任者は信頼できるか

経験・知識などの能力だけでなく、人柄や性格も重要です。責任者が信頼できる人物でなければ、スタッフのサービス能力やモチベーションの低下につながります。一度じっくりと話して、明確な理念や使命感を持つ人物かどうかを確認してみましょう。

施設長の人柄を見る

次の観点で人柄を確認しましょう。

①スタッフに対する指示の出し方、相手の目を見て話せる人物か

②コミュニケーションスキルが高い

③人としての思いやりが感じられる

④介護のスキルがある

離職率を見る

介護の仕事は、低賃金や不規則な勤務体制、人手不足当の理由から、他の職場に比べてスタッフの入れ替わりが激しいことで知られています。とはいうものの、あまりにも働きにくい職場で退職者が多過ぎるということは、入居者を満足させるサービスができているとは思えません。

離職率は、重要事項説明書で確認することができます。前年の採用者数に対して、1年以内の離職率が35%以上の施設は危ないかもしれません。

資格の内訳を見る

要介護者3人に対して、介護・看護職員1人が最低基準となりますが、看護師や介護福祉士など有資格者が何人いるのか・年齢構成などについても、重要事項説明書でチェックしておきましょう。

年齢分布はある程度のばらつきがあったほうがよいと思われます。

 

 

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