老人ホームの種類

老人ホームの選び方

老人ホームの種類

老人ホームには様々な種類があり、大きく分けて、民間の施設と公共の施設のふたつに分けられます。比較表を下記しましたが、入居金や月額、また入居の際の条件は、それぞれの施設によって大きく異なるため、施設ごとの確認が必要です。

種類   入居金 月額相場(万円) 自立 要支援 要介護1・2 要介護3~5 認知症 看取り
民間施設 介護付き有料老人ホーム 15~30
住宅型有料老人ホーム 15~30
サービス付き高齢者向け住宅 12~20
グループホーム 10~20 ×
公的施設 ケアハウス 10~15 × ×
特別養護老人ホーム   10~14 × × × ×
介護老人保健施設   9~15 × ×
介護医療院   9~15 × ×

介護付き有料老人ホーム

介護サービスがついた高齢者向けの居住施設。介護が必要になっても同じ居室でホームの職員によるサービスを受けることができる。

24時間365日介護スタッフが常駐しているほか、生活相談員やケアマネジャー、看護職員等のそれぞれ専門的なサポートが受けられるので、安心。

住宅型有料老人ホーム

生活支援などのサービスがついた高齢者向けの居住施設。介護が必要になった場合、地域の訪問介護などのサービスを利用しながら生活する。

住宅型で介護保険サービスを利用する場合、利用限度額が決められているので、一日に多くの介護を必要とするようになると、自己負担額が10割になる部分が出ることがあります。

サービス付き高齢者向け住宅

通称”サ高住”。そこまで介護が必要な人には、初期費用が敷金程度に抑えられる「サービス付き高齢者向け住宅」がおすすめです。本格的に介護が必要となったときには、「介護付き」や「特養」に移ることになります。介護度が低い段階での費用を抑えられるメリットがありますが、介護度が進んでからせっかく慣れた施設を移ることになるのはデメリットといえます。

グループホーム

認知症高齢者を対象に、9人程度を1組とした「ユニット型」と呼ばれるグループで生活する施設。ユニットケアは「できることは自分でする」を目的として行われるため、生活に必要な力が衰えづらく、介護度が高くなることも防ぐことができます。介護度が軽くて認知症の症状のある方は「グループホーム」がおすすめ。

65歳以上、要支援2または要介護1以上の認知症患者である必要があり、地域密着型サービスであることから、施設と同一地域内の住居と住民票が条件となります。

ケアハウス

比較的安い料金で利用できる軽費老人ホーム。自立生活には不安があり、家族に援助してもらえないような60歳以上が対象の施設で、寝たきりや長期の病気は退所となります。

食事サービスを提供するA型、自炊のできる人が対象のB型、食事と生活支援サービスを提供するケアハウス(C型)に分けられます。

特別養護老人ホーム

自宅での生活が困難な要介護度3以上の高齢者が支援を受けられる施設。原則、終身に渡って住むことができ、介護、看護、リハビリが受けられます。ただ、地域にもよりますが、待機者が数百人もいるという現状があります。

介護老人保健施設

通称「老健」。主に医療ケアやリハビリを必要とする要介護者が入居できる施設です。病院と自宅の中間的な役割があり、在宅復帰を前提としたリハビリが中心となります。入所可能な期間は3カ月~1年程度。

65歳以上で要介護1以上の認定を受けていることが条件で、「病状が安定しており入院の必要がないこと」「感染症にかかっていないこと」などを入居条件に加えている施設もあります。

介護医療院

2018年に新たに創設された施設で、医療+介護+生活支援+住まいの機能を併せ持ち、看取りまで含む。要介護者に対し、「長期療養のための医療」と「日常生活上の世話(介護)」を 一体的に提供するものです。 

老人ホームのご相談は桜こみちまで

桜こみち(株)では、一人では探すことが難しいという方を中心に、老人ホームを探すサポートをしています。桜こみち(株)は、通常の紹介業者のように、施設から紹介料をいただくことはしていません。というのは、施設から紹介料をいただいての紹介となると、お客様の状況に最適な施設をご案内するのではなく、紹介料の高い施設をご案内する傾向に陥ることもあるからです。そして、その紹介料というのは、ご入居する方の契約料に実は含まれているという点を覚えておいてください。

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